2009年3月16日月曜日

「OUTRAGEOUS」を「言語道断」と訳さねばならない悲しさ

サマーズがAIGの高額ボーナスを「OUTRAGEOUS」と言ったという。NHKでは「言語道断」と訳していた。考えてみたけれど、他に適当な訳がない。なんで中国語なのか。ちょっと悲しくなった。

漢字熟語抜きでは日本語では抽象的な表現は出来ないのだと実感。みんなが漢文の素養があった明治時代はともかく、最近は「感性」の日本語なんかがもてはやされるらしいけれど、どんどん置いてきぼりを食っているみたいで、不安。年寄りの杞憂か。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

outrageousはむしろ感情的な言葉なので、やまとことばの出番じゃないでしょうか。「けしからん」とか。

Unknown さんのコメント...

ふむふむ、「ケシカラヌ」はいいですね。